マウスピース型矯正
「インビザラインについて」
インビザラインは患者様一人ひとりの歯並びにあったアライナー(マウスピース)を用いて、少しずつ理想の歯並びや噛み合わせを目指していくというものです。コンピュータで矯正の3Dシミュレーションを行ったあと、治療終了までのマウスピース装置を一括して作製します。インビザラインは「目立たない」「清掃性に優れている」「痛みを感じにくい」など様々なメリットがあることから、世界中で多くの方に愛用されています。
こんな方にインビザラインはおすすめです Recommend
- 矯正治療中でも、口元の美しさに気を配りたい方
- ワイヤー矯正などの装置の厚みが気になる方
- 接客や営業などの職業的な事情で、矯正装置が目立つことを避けたい方
- 矯正治療中にも歯磨きができ、清潔を保ちたい方
- 矯正装置を気にせずに食事を楽しみたい方
- 矯正装置の痛みや違和感をできるだけ少なくしたい方
- 金属アレルギーがあって、金属部品を使った矯正ができない方
インビザラインの特徴
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事前にシミュレーションが
できますインビザラインで矯正治療を行うと、治療を始める前に3Dデータによってシミュレーションを行うシステムが利用できます。シミュレーションによってどのように歯が動くかを把握することで、治療前の安心感や治療中のモチベーションを得やすくなります。
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治療期間を把握することが
できますインビザラインのシミュレーションは、治療後の外観を想定できるだけでなく、治療にかかる期間も把握できます。矯正治療には数ヶ月から数年を要するので、途中でモチベーションが下がってしまう人もいますが、目安の期間が明瞭であれば、前向きな気持ちを維持しやすいでしょう。
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自分だけのマウスピースが
できますインビザラインに使用するマウスピースは、患者様のお口の状態を踏まえて、オーダーメイドで作製します。光学スキャナを使いお口の状態を精密に3Dデータ化し、技術力が高い歯科技工士がマウスピースを作るので、しっかりと歯にフィットするマウスピースが提供できるのです。
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幅広い症例に対応可能です
歯並びや歯肉の状態は人によって大きく異なりますが、インビザラインは幅広い症例に対応できることを特徴としています。「ほかのマウスピース矯正では対応できなかったケースに対して、インビザラインなら適用できた」という症例が実際にあります。
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取り外しが可能です
インビザラインはいつでも自在に取り外しできます。そのため、矯正治療をしていないときと同様に食事を楽しむことができますし、歯磨きもしっかり行えます。また治療期間中に虫歯ができても、通常通りの治療ができます。
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ホワイトニングと併用可能です
インビザラインは脱着できるので、歯の着色や黄ばみが気になる場合、矯正期間中にホワイトニングの施術を受けることもできます。そのため、「歯並びと歯の白さがどちらも気になる」という方におすすめの矯正治療方法です。
十分に装着しなければ治療が進みません
インビザラインの治療では、光学スキャナでお口を立体的に認識し、3Dデータで事前のシミュレーションを行います。そしてそのデータをもとに作られたマウスピースを、数週間ずつ交換しながら歯を移動させていきます。システムとして非常に優れていますが、脱着式なので装着しない時間が長くなると想定した効果が出ず、治療がうまくいきません。そのため、マウスピースを使った矯正では、患者様ご自身のモチベーションを保つことが、欠かせない要素なのです。
治療ができない場合もあります
インビザラインは適用範囲が広いことを特徴としていますが、すべての症例に対応できるとは限りません。噛み合わせや骨格に大きなずれがある場合や、歯のガタツキが多い場合など、インビザラインの適用が向いていない症例はあります。そのため、まずはカウンセリングや検査で状態を確認することから始めます。その結果、インビザラインを使った矯正治療をご希望でも、ほかの方法を提案することがありますので、ご了承ください。
治療の流れ FLOW
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01カウンセリング
まず30分程度のカウンセリングで、患者様のお悩みや治療に望むことなどを確認し、治療方法の説明を行います。その時点でインビザラインを使った矯正治療を実施する意思が強い方は次の工程に進みます。とはいえ、その場で即決せず、いったん持ち帰ってご自宅などでゆっくり考えるという方も少なくありません。費用も期間も要する治療ですから、じっくりご検討ください。
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02検査・スキャン
CT検査、レントゲン検査、口腔内写真撮影、噛み合わせチェックなどの検査を行います。 正式に適応と判断ができれば、インビザラインを作製するための、iTeroによる歯型の採取を進めます。iTeroとは、印象材を使うことなく口腔内を精密にスキャンすることができます。スキャン中は、ただ口を開けておくだけで2~3分で終了します。また、スキャン中は不快感といった負担はほとんどありません。
スキャンで得られたデータは開発元である米国のアライン・テクノロジー社に送付します。アライン・テクノロジー社では、届いた資料をもとに患者様の口内の状態を再現した3Dモデルが作られ、そのデータが担当の歯科医師に届きます。その3Dモデルに歯科医師が修正を加えて最終的な3Dモデルが完成します。 -
03検査結果のご説明
検査や3Dシミュレーションで得られた結果をわかりやすく説明し、治療計画も提示します。治療計画は一方的に押し付けるのではなく、患者さんと相談しながら決定していきますので、治療期間や進め方などにご要望があれば、遠慮なくお話しください。治療計画が納得いただけるものになれば、契約を交わして治療を開始します。
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04治療の開始
マウスピースはアメリカのアライン・テクノロジー社で作製し、発注から2週間程度で送られてきます。必要に応じて歯面にアタッチメント(樹脂製の白くて小さな突起)を装着して歯を動かす力を調整することもあります。また、ご自身でマウスピースの脱着をスムーズにできるようになるまで、丁寧にレクチャーを行います。
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05定期的なマウスピースの交換
1〜2週間に1回のペースで形の異なるマウスピースと交換し、矯正治療を進めていきます。症例により異なりますが、治療期間は約1年~3年です。
治療中は、1〜3ヶ月に一回 医院でのチェックに来院していただきます。 -
06最終確認
治療計画の通りの歯並びが実現したことを確認します。移動量の不足などがあった場合、再度データを取ってマウスピースを追加することもあります。
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07保定装置の装着
しばらくの間、歯は元の位置に戻ろうとするので、歯並びが安定するまでは、保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
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08定期的なメインテナンス
治療完了後にも定期的にメインテナンスにお越しください。矯正治療の成果を確認するとともに、虫歯や歯周病のチェックも行います。
料金について
小児用マウスピース矯正 インビザライン
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検査診断料¥33,000
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基本施術料¥440,000〜
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処置料¥3,300
(税込み)
※治療期間:1~3年 通院回数:6~18回 個人差あり
成人用マウスピース矯正 インビザライン
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検査診断料¥33,000
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基本施術料¥880,000〜
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処置料¥3,300
(税込み)
※治療期間:5ヶ月〜2年 通院回数:2~12回 個人差あり
十分に装着しなければ治療が進みません
当院では薬機法に基づく未承認医療機器「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)」を使用した矯正治療を行っております。
未承認医薬品・医療機器(以下「未承認医薬品等」とする)に関し、厚生労働省が定める医療広告ガイドラインに従い、「未承認医薬品等であること」「入手経路等」「国内の承認医薬品等の有無」「諸外国における安全性等に係る情報」についてそれぞれ掲載いたします。
未承認医薬品であること
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、海外工場で作製するため、薬機法における医療機器として承認されておらず、歯科技工士法での矯正装置にも該当しません。また、国内で作製されていても、患者様ごとに異なるカスタムメイド品のため、薬機法や衣料品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、アメリカのアライン・テクノロジー社による製品です。当院ではアライン・テクノロジー社のグループ会社となる、「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しております。
国内の承認医薬品等の有無
マウスピース型カスタムメイド矯正装置は、日本国内でも作製しているメーカーがあります。当院が使用するタイプ(インビザライン®)以外に、日本で承認を受けている矯正装置を用いた矯正治療も可能です。
諸外国における安全性等に係る情報
FDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。日本国内では医療機器としての矯正装置に該当しませんが、使われている素材は日本国内で薬事承認されています。
国内公式サイト:invisalign.co.jp